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年会費無料のビジネス・法人カードのおすすめ6枚をご紹介【2020年9月更新】

年会費不要のビジネス・法人カードの中でおすすめの1枚とは

企業の代表や個人事業主にとってビジネス・法人カードは欠かせない存在。

ポイント還元やマイル交換などお得な付帯サービスに加え、経費精算をまとめることができるのでバックオフィス業務の軽減負担にもなります。

そんなビジネス・法人カードですが、カードによっては維持費として年会費がかかる場合が多いのですが、中には年会費無料で利用できるものも。

今回はそんな維持費がかからない年会費無料のビジネス・法人カードをファイナンシャルプランナー資格を持つ私が6枚ピックアップしてご紹介します。

これからビジネス・法人カードを契約したいけど、維持費は抑えたい!と思う方におすすめの記事です。

Contents
  1. 年会費無料のビジネス・法人カードと有料のものではどれくらい違いがある?
  2. 年会費無料のビジネス・法人カードを選ぶメリットは4つ
  3. 年会費無料のビジネス・法人カードを選ぶことによるデメリットは4つ
  4. 年会費無料の種類について
  5. ファイナンシャルプランナーが選ぶおすすめのカード6枚数
  6. まとめ

年会費無料のビジネス・法人カードと有料のものではどれくらい違いがある?

もちろんどんな方でも年会費が無料のビジネス・法人カードの方がコスト面では良いのには違いませんが、付帯サービスや保障などに違いがあるのも確か。

ここではまずビジネス・法人カードにおいて無料と有料、どのような違いがあるのか、またどちらがお得なのかを解説します。

まずは知っておきたいビジネス・法人カードの選びの基本

ビジネス・法人カード選びにおいて必ず抑えたいポイントは以下の3つです。

  1. 付帯するサービス(補償や特典など)
  2. ポイントやマイルの貯めやすさ・還元率
  3. 年会費が無料か有料か

付帯するサービスとは旅行傷害保険やビジネスに役立つ優待や割引のこと、ポイントやマイルは利用額に応じて付与されるポイントのことで、商品券やマイルに交換が可能。

そして今回のテーマである年会費が無料か有料か、そして有料であるならばいくらかかるのかということをチェックするべきです。

実は年会費は経費で落とせる

年会費が有料であるビジネス・法人カードであっても、実はその年会費は経費で落とすことが可能なのでコストとして考える必要はあまりありません。

しかしそうはいっても経費としては計上されますし、無料では必要ない経費処理をしなくてはならないことには違いはありません。

ステータスの違いは確かにある

ビジネス・法人カードを持つ動機としてステータスの違いを出したいというポイントはあります。

ステータスとは「格付け・社会的地位や信頼性」のこと。ステータスには以下のようなものがあり、年会費無料のカードが一番低く、ブラックカード・プレミアムカードが一番高いです。

  • ブラックカード・プレミアムカード
  • プラチナカード
  • ゴールドカード
  • 年会費有料一般カード
  • 年会費無料一般カード

ステータスの高いビジネス・法人カードの特徴としては「審査が厳しい」「年会費が高額である」という点。

つまり厳しい審査を通過し、高額な年会費を支払うことができるということをステータスの高いビジネス・法人カードを持つことで証明できる訳です。

しかし、それらにこだわらない、海外での利用が主であるならば無料のビジネス・法人カードでも問題ないかもしれません。

付帯サービスの違い

年会費が必要である有料ビジネス・法人カードは付帯するサービスが充実していることが多いです。

例えば、国内外の旅行や出張時の万が一を補償してくれる旅行傷害保険の有無や空港ラウンジの無料利用の可否、ホテルやレストラン、ビジネスシーンでの優待などです。

これらをよく利用するのであれば、年会費が無料であるよりもお得に利用することもできるので、利用目的やシーンを考慮して選ぶのが良いでしょう。

ポイント還元率について

ポイント還元率については年会費無料と有料で違いがあるのでしょうか。

結論からお伝えすると、年会費が有料でステータスの高いビジネス・法人カードの方がポイントが貯まりやすく、還元率も良い傾向があります。

ただし、年会費無料のビジネス・法人カードの中には特定のポイントが貯まりやすく還元率も良いものもあるので、この点に関しては全て有料年会費のビジネス・法人カードが良いというわけではありません。

利用額の限度枠は年会費有料のビジネス・法人カードの方が大きい

基本的に年会費有料のビジネス・法人カードの方が無料のものよりも利用額の枠が大きいです。仕入れに使用する、Web広告に利用するなどであれば年会費有料のビジネス・法人カードの方が良いかもしれません。

ビジネス・法人カード年会費無料と有料を比較

年会費無料 年会費有料
コスト
審査の通りやすさ
ステータス ○〜◎
付帯サービス ○〜◎
ポイントやマイル △〜○ ○〜◎
利用限度額

このように比較してみると、コストと審査の通りやすさならば年会費無料のビジネス・法人カードがおすすめですが、そのほかのポイントに関しては有料のビジネス・法人カードが優位となりました。

年会費無料のビジネス・法人カードを選ぶメリットは4つ

年会費がかかるだけあって、有料のビジネス・法人カードの方が優位であることは否めません。

しかし世の中の代表者様は年会費無料のビジネス・法人カードで十分とされている方も多いです。その理由は大きく分けると4つほどあります。

  • 維持コストが不要
  • 審査に通りやすく、発行スピードが早い
  • 特定のポイントに強く、スペックとして問題がない
  • 使い分けをしたい場合のサブカードとして

維持コストが不要

いくら経費で落ちるといっても、年会費が有料であることを嫌う方もいらっしゃいます。また特定シーンでの利用に限られるために、付帯サービスをそれほど必要としないという理由もあるようです。

審査に通りやすく、発行スピードが早い

一般的な傾向として無料のビジネス・法人カードの方が審査に通りやすく、発行スピードが早いことが多いです。

有料のビジネス・法人カード、特にステータスの高いものは審査が厳しいのでその分、発行スピードが遅れるようです。

特定のポイントに強く、スペックとして問題がない

例えばNTTファイナンス Bizカード レギュラーであれば、ポイントが無料のビジネス・法人カードではかなり高い1.0%と非常にお得なカードもあります。

例えば、後述しますが、このNTTファイナンス Bizカード レギュラーはポイント還元率が高い代わりにETCカードが有料であったり、ポイントの交換先が少ないなどデメリットも存在しますので、これらデメリットを気にしな方であれば、無料のビジネス・法人カードも選択肢に入ってくるでしょう。

使い分けをしたい場合のサブカードとして

年会費無料のビジネス・法人カードをサブカードや経費別の使い分けをされている方も多いです。

年会費が無料であれば、複数枚持っていてもコスト面で負担になりませんし、万が一の時に備えて一枚持っておくのも良いでしょう。

年会費無料のビジネス・法人カードを選ぶことによるデメリットは4つ

では逆に年会費無料のビジネス・法人カードを選ぶことによるデメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。

  1. ポイント還元率が低い
  2. 付帯サービスが少ない
  3. 利用限度額の枠が小さい
  4. 追加カードの発行枚数が少ない

ポイント還元率が低い

これは先ほど有料ビジネス・法人カードとの比較で触れましたが、ポイント還元率は無料ビジネス・法人カードの方が低く設定されており、中にはポイント還元そのものが付与されないカードもあります。

年会費無料のビジネス・法人カードのポイント還元率は0%〜1.0%。年会費が有料のビジネス・法人カードであれば0.5%〜3.0%とかなり差があります。

付帯サービスが少ない

年会費無料のビジネス・法人カードでは付帯サービスが少ないです。

特に旅行傷害保険が付帯しない、空港ラウンジが使用できない、レストランやホテル利用時の割引がないなどは年会費有料のビジネス・法人カードに比べ絵、見劣りします。

利用限度額の枠が小さい

ビジネス・法人カードは経費の精算以外にも急な出費が必要になった際に資金のやりくりがつきやすいことも魅力。

その際に利用限度額の枠が大きいと便利なのですが、年会費無料のビジネス・法人カードは小さいことがほとんどです。

HPには限度額が最高300万円と書かれていても、実際に審査を受けると100万円だけだったということも多いです。

追加カードの発行枚数が少ない

追加カードとはカードホルダーである代表者以外に社員にも持たせることができるカードのこと。家族を対象にした家族カードの設定ができるカードも存在します。

年会費無料のビジネス・法人カードは残念ながらこれら追加カードの発行枚数設定が少ないことがほとんど。カードの中には追加カード不可というものもあります。

営業や総務、経理といった複数社員にも経費管理のためにビジネス・法人カードを持たせたい場合は不便なシチュエーションも考えられますので、この点はデメリットと言えるでしょう。

年会費無料の種類について

年会費無料といっても実はいくつかの種類があります。

  • 初年度無料
  • 特定条件を満たせば無料
  • 永年無料

こちらにも少し触れておきます。

初年度無料

初年度無料とは文字通り、1年目(初年度)は年会費が無料、しかし2年目からは年会費がかかってくる仕組み。

年会費がかかる2年目の前に解約することも可能なことがほとんどなので、一度試してみたいという方におすすめ。

注意点としては解約するのを忘れがちで2年目になってしまう、カードによってはWeb入会のみを条件にしていたりする場合があるといったところです。

特定条件を満たせば無料

この特定条件は様々なものがあります。例えば以下のような条件が挙げられます。

  • キャンペーン期間中に一定以上の金額を利用すれば翌年度無料
  • 当年に一度でも利用すれば翌年度、年会費無料
  • 特定のオプションやサービスを付けたり利用すれば無料

永年無料

永年無料とは入会すれば、その後ずっと年会費が無料であるということ。

非常にシンプルな契約です。

ファイナンシャルプランナーが選ぶおすすめのカード6枚数

それでは上記、メリットとデメリットを知っていただいたところで、年会費無料のおすすめ

ビジネス・法人カードを6枚数ご紹介していきます。

おすすめするにあたり重視したポイントはこちら

  • 永年無料にこだわらない(初年度無料なども含む)
  • ポイントが付与される
  • なるべく年会費が有料のビジネス・法人カードに近いスペックを持つ

年会費無料のおすすめビジネス・法人カード①セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード

年会費:
初年度
無料
年会費:
2年目
1,000円+税/
前年度1回以上の利用で
年会費無料
サブカード
年会費
ファミリーカード
4枚まで無料
ETCカード 無料
ポイント
還元率
0.5%~1.0%
申込資格 法人経営者、個人事業主
限度額 特になし
旅行
傷害保険
なし
ショッピング
補償
なし
国際
ブランド
AMEX

前年度1回以上の利用で年会費無料とかなり永年無料に近い条件のビジネス・法人カードがこちら、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード。

アメックスは国際的にもステータスが高く、ファミリーカードも4枚まで追加可能、ポイント還元もあり、ETCカード無料と有料ビジネス・法人カードとかなり有料ビジネス・法人カードと近い存在。

また特筆するべきポイントがあり、それがセゾンカウンターで申し込みをすれば最短即日発行も可能ということ。

さらにもともと個人向けに作られたクレジットカードなので、審査は原則個人を対象にされるため、設立間もない会社であっても通りやすいようです。

出来るだけ年会費を無料で抑えたいのであれば、こちらはおすすめのビジネス・法人カードと言えそうです。

年会費無料のおすすめビジネス・法人カード②NTTファイナンスBizレギュラーカード

年会費:
初年度
無料
年会費:
2年目
1,000円+税/
前年度1回以上の利用で
年会費無料
サブカード
年会費
無料
ETCカード 無料
ポイント
還元率
0.5%~1.0%
申込資格 法人経営者、個人事業主
限度額 特になし
旅行
傷害保険
国内外 最大2,000万円補償
ショッピング
補償
ショッピング保険
最高100万円付帯
国際
ブランド
VISA

NTTファイナンスBizレギュラーカードはNTTファイナンス株式会社が発行しているビジネス・法人カード。

木になる年会費は初年度無料、2年目から1,000円+税ですが、前年度に1回以上の利用があれば無料となるのでハードルは低いです。

このビジネス・法人カードは優れたポイントがたくさんあり、「初年度年会費無料」、「追加カード永年年会費無料」、「国内・海外旅行傷害保険 最大2,000万円補償」、「ショッピング保険最高100万円付帯」、「VISA ビジネスオファー利用可能」、「VISA グルメオファー利用可能」、「出光キャッシュバックシステム利用可能」とおすすめ度が高いビジネス・法人カード。

ただし、その分デメリットもあり「法人ETCカードは有料」「ポイントの交換先が少ない」「キャッシング不可(海外キャッシングは可能)」「ステイタス性が低い」、この辺りは考慮が必要です。

年会費無料のおすすめビジネス・法人カード③三井住友ビジネスカード for Owners

年会費:
初年度
1,250円+税/
インターネット申し込み時
初年度無料
サブカード
年会費
2名から400円+税/1人
ETCカード 無料
ポイント
還元率
0.5%~1.0%
申込資格 法人経営者、個人事業主
(満20歳以上)
限度額 最高150万円
旅行
傷害保険
海外旅行のみ
最高2,000万円
ショッピング
補償
年間100万円まで
海外での利用のみ対象
国際
ブランド
VISA、Mastercard

年会費無料のおすすめビジネス・法人カードの3枚目は三井住友ビジネスカード for Ownersです。

銀行系ビジネス・法人カードなので、ステータスが高く、海外のみですが旅行障害保険も付帯しますし、ポイントの還元率も悪くないです。また海外レンタカー優待サービス」「ビジネス優待あり」「福利厚生代行サービス」「最高100万円までのショッピング保険付帯(海外)」と付帯サービスも充実。

このビジネス・法人カードの特筆ポイントは「セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドの店舗でポイント5倍(ポイント還元率が実質:2.5%)」と非常に高還元率なところ。

上記の店舗をよく利用するのであれば、お得なのでおすすめです。

年会費無料のおすすめビジネス・法人カード④JCB法人カード

年会費:
初年度
無料
年会費:
2年目
1,250円+税
サブカード
年会費
1,250円+税
ETCカード あり
ポイント
還元率
0.47%~1.49%
申込資格 18歳以上高校生は除く
法人または個人事業主
限度額 100万円
旅行
傷害保険
国内・海外共に
最高3,000万円補償
ショッピング
補償
海外 最高100万円
(1事故につき
自己負担額10,000円)
国際
ブランド
JCB

JCB法人カードは株式会社ジェーシービーが発行しているプロパーカード(国際ブランドが直接発行しているカードのこと)

プロパーカードなので信頼性が高く、審査も厳しめなのでステータスは高いと言えます。

カードの特徴としては「ポイント還元率が0.5%~1.5%」「ポイントが貯めやすい」「入会キャンペーンがあるのでギフトカードなどがもらえる」「法人ETCカードが年会費無料で複数枚発行可能」「国内外の旅行傷害保険が付帯する」などバランスの良いビジネス・法人カード。

肝心の年会費は初年度無料ですが、2年度目からは有料となってしまいます。

年会費無料のおすすめビジネス・法人カード⑤P-one Business MasterCard

年会費:
初年度
無料
年会費:
2年目
2,000円+税
サブカード
年会費
1,250円+税(5枚まで)
ETCカード あり
ポイント
還元率
0.8%
申込資格 個人事業主様・
法人代表者様で
20歳以上の方
(従業員カードは
18歳以上の方)
限度額 300万円
旅行
傷害保険
なし
ショッピング
補償
利用付帯 年間300万円
(1事故免責金額3,000円)
国際
ブランド
Mastercard

P-one Business MasterCardはポケットカード株式会社が発行しているビジネス・法人カード。

特徴は限度額の高さでしょう。一般カード、特に年会費が無料(初年度のみ)のビジネス・法人カードで限度額が最大300万円はかなり高いです。

さらにキャッシングも可能なので、資金繰りをスムーズにしたい代表者様におすすめのビジネス・法人カード。

ポイント還元率も高めで追加カードは最大5名まで発行可能、ショッピング保証もついてくるのがメリットです。

しかし、その反面、旅行傷害保険が付帯しない、ステータスが低めというのがデメリットです。資金調達の機会、マネーフローを潤滑にしたい方にぴったりではないでしょうか。

年会費無料のおすすめビジネス・法人カード⑥ライフカードビジネスライト

年会費:
初年度
無料
サブカード
年会費
なし
ETCカード 無料
ポイント
還元率
なし
申込資格 個人事業主様・法人代表者様で
18歳以上高校生は除く
限度額 最高200万円
旅行
傷害保険
なし
ショッピング
補償
なし
国際
ブランド
VISA、Mastercard、JCB

おすすめビジネス・法人カード、最後の1枚はライフカードビジネスライト。

一番のメリットは何と言っても年会費が永年無料であるということ。おすすめできるビジネス・法人カードで永年無料はやはり少なくなってしまいます。

そのほか、「限度額が200万円まで」「発行までが早い」「審査が通りやすい」「法人ETCカードが無料で発行可能」など特典も多いカードです。

しかし、その反面「ポイント特典がなし」、「追加カードが3枚まで」、「旅行傷害保険がつかない」、「ショッピング保険がない」と残念な点も多い。

まとめ

いかがだったでしょうか、今回は年会費が無料のビジネス・法人カードについて詳しく解説してきました。

年会費無料のビジネス・法人カードでも良いカードはありますが、やはり有料のビジネス・法人カードと比べると付帯サービスがちょっと物足りない、限度額が少ないなどが目につきます。

とは言っても、ゴールドカード、プラチナカードになるとステータスが高くなるに伴い審査もその分厳しくはなります。まずは年会費が無料のビジネス・法人カードでスタートするのも良いでしょう。

ご自身が利用されるシーンや目的に応じて十分であれば年会費無料or安い一般カード、年会費を上回るサービスや特典が見込めるのであればゴールドカード以上を申し込んではいかがでしょうか。

次のページではビジネス・法人カードのゴールドカードとプラチナカードをおすすめランキング形式でご紹介しています。ぜひビジネス・法人カード選びの参考にしてみてください。