審査が通りやすいカード
審査に通りやすいおすすめ法人カード会社はどこ。基準や流れを考察

審査基準の甘い法人向けクレジットカード会社を紹介

設立間もない会社や財務状況などにより法人カードを申し込んでも審査に落ちてしまったという声をよく聞きます。

そんな方はまずは以下の2点をまずは知るのが良いでしょう。

  1. 審査基準を理解して対策をとる
  2. 審査に通りやすいカードを狙い撃ちする

今回はFP資格(ファイナンシャルプランナー)を持つ私が法人カードの審査を通すための対策やコツをお教えすると共に、審査が甘い法人カードを厳選してランキング化しました。

ぜひ最後まで読んでみてください。

Contents
  1. まずは知っておきたい、法人カードの審査基準
  2. 審査に通りやすくなるポイントとは
  3. 個人事業主と法人会社で通りやすい、通りにくいはあるのか
  4. FPがおすすめする審査が甘い法人カード5枚
  5. まとめ

まずは知っておきたい、法人カードの審査基準

さて、そもそもですが法人カード審査基準について皆さんはご存知でしょうか。

もちろんクレジットカード会社によって審査基準に違いはありますが、根本的なところは同じ。

必ず見られる法人カード発行の際にの審査基準とは

法人クレジットカードの必ず見られる審査基準は以下の3つ

  1. 事業年数・設立年数
  2. 会社の財務状況
  3. 代表者の信用情報

事業年数・設立年数

事業年数・設立年数はまず審査の最初の時点で見られるポイントと言われています。

事業がどれくらい継続しているか=会社の信用度というわけです。

中小企業庁のデータでは3年というラインで会社の事業継続度が変わってくるというものがあり、実際に3年以上事業年数を重ねている会社は法人カードの審査が通りやすいようです。

実際に法人カードの中には、例えばMUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは申し込み時点で業歴3年以上という条件があったりもします。

とはいえ3年というラインはあくまでも一般的に言われているものであり、設立間もないから、2年目であるから審査に通らないというわけではありません。

会社の財務状況

会社の財務状況、つまり会社が黒字決算であるかどうかです。

法人カードは個人クレジットカードと異なり、複数の社員が利用したりもするので利用額が高額になりがち。

また経済状況によっては仕入れ先のあおりを受けて突然倒産なんていう可能性もないとは言い切れません。

クレジットカード会社にとって一番のリスクとはいわゆる「貸し倒れ」。貸したお金が帰ってこない、未回収になってしまうこと。

法人カードを発行するにあたり、クレジットカード会社は会社の財務状況が黒字であるかは必ず見ます。

代表者の信用情報

上記二つの審査基準(事業年数・設立年数、会社の財務状況)は会社や企業の信用度を量るものですが、実はカードホルダーとなる代表者の信用情報も審査されます。

代表者の信用情報とは債務処理の有無や自己破産経験がないか、また滞納の回数などもクレジットカードヒストリーとしてチェックされます。

クレジットカード会社はCICと呼ばれる信用情報機関のデータベースから過去のクレジットカードヒストリー(クレヒス)を確認できるのでごまかしは効きません。

個人用の一般クレジットカードよりも法人カードの方が代表者の与信を厳しく審査されると言われており、直近2年で複数回以上の返済遅延があると審査に通りにくくなるようです。

審査に通りやすくなるポイントとは

法人カードの審査基準に達している方で審査に落ちた経験がある方も審査基準に達していない方も諦める必要はありません。

あまり連続で法人カードを申し込むのはよくないとされていますが、しっかりと準備をしてトライしてみてみましょう。

審査に通りやすくなるポイント

  • 使用していないクレジットカードを解約する
  • 会社用の固定電話回線を用意する
  • 信頼できる会社のホームページを用意する
  • 代表者が持つクレジットカードのアップグレードを行う
  • クレヒスに問題がある場合は、申し込み期間を後ろにずらす
  • クレジットカード会社が入会キャンペーンを行うタイミングで申し込む

もちろん全てのクレジットカード会社に独自の審査基準があるので、万能というわけにはいきませんが、審査に通らないとお悩みの方であれば、試してみる価値があるのではないでしょうか。

どのポイントも会社と事業主個人のクレジットカード会社からの信用度を高めるためのものとなります。

使用していないクレジットカードを解約する

使用していないクレジットカードがあるのあれば、この機会に解約をするのが良いかもしれません。

理由としてはクレジットカード会社が法人カードを発行する際には限度額の設定をするのですが、この限度額とは「この人にいくらお金を信用して貸すことができるか」という額。

これは代表者が持っているクレジットカード全てが合算されて審査されます。

仮に使用していない個人のクレジットカード分で限度額のキャパシティを超えた場合は、新しいクレジットカード、つまり法人カードが発行されにくくなるというわけです。

会社用の固定電話回線を用意する

会社のオフィスがないと固定電話回線を引くことはできません。逆に言うと固定電話回線をもつ代表者はオフィスを所有していること(きちんとした会社が存在すること)の証明となるわけです。

近年は法人名義の場合には成立費用の25万円さえ用意できれば、簡単に会社を作れてしまいます。犯罪などにも使用しかねないゴースト会社でないことを証明できるので法人カードの審査に通らない方は会社用の固定電話回線を用意するのがおすすめ。

信頼できる会社のホームページを用意する

こちらも固定電話回線と似ています。いい加減なホームページでは信頼性を逆に損ねることになりますが、きちんとした会社のホームページが用意されていることはプラスに働きかけるかもしれません。

大手のクレジットカード会社はホームページもチェックすることもあるらしいので、ホームページには業種や業務内容、代表者名、住所などの連絡先をきちんと表記しておくのがおすすめです。

代表者が持つクレジットカードのアップグレードを行う

これまでお話してきたように、法人カードの審査時には会社と代表者個人の与信が審査されます。

もし個人のクレジットカードをお持ちであれば、法人カードを申し込む前にゴールドやプラチナ、ブラックにアップグレードすることを試しておくのが良いかもしれません。

ゴールド以上のクレジットカードを利用していることが、「この会社の代表者は信用性の高い人物である」ことの証明となるかもしれません。

クレヒスに問題がある場合は、申し込み期間を後ろにずらす

もし、過去5年以内にクレジットカードの支払い遅延や自己破産などの経験があるのであれば、法人カードの申し込みは期間を開ける必要があるかもしれません。

クレジットカードの個人信用情報はCICなどのデータベースに管理されており、延滞に関しては1年から5年、任意整理や自己破産などの債務整理の記録に関しては5年から10年消えないと言われています。

法人カードが発行されないことでビジネス機会の損失などが起こり、悔しい思いをするかもしれませんが、審査にどうしても通らないのであれば年数の経過を待ちましょう。

クレジットカード会社が入会キャンペーンを行うタイミングで法人カードを申し込む

クレジットカードによっては空港やショッピングモール、Webサイト上で入会キャンペーンやプロモーションを行なっていることがあります。

入会キャンペーンやプロモーションを行うと言うことはクレジットカード会社が法人カード利用者をさらに獲得したいと言うこと。

こちらはあくまでも可能性ですが、この入会キャンペーンやプロモーションのタイミングを狙って法人カードを申し込んでみるのも良いかと思います。

さて法人カードの審査基準を知り、そして審査への対策が万端であれば、次はいよいよ法人カードを申し込むことになります。

もちろん審査なしという法人カードは存在しないので、出来るだけ審査がゆるい法人カードを狙って申し込んだ方が良いでしょう。

個人事業主と法人会社で通りやすい、通りにくいはあるのか

これまでのお話は会社法人の代表者が法人カードを作る時のお話だけではなく、個人事業主が法人カードを作る際にもほとんどが当てはまります。

それどころか個人事業主向けの法人カードも用意されているので、そちらを選ぶのも良いでしょう。

ただ気をつけなければいけないことは個人事業主はどうしても収入が不安定になりがち。

そういったことを各法人カード会社も見越しているので、審査を受ける際は先ほどお話したポイントは出来るだけ押さえておきたいところです。

FPがおすすめする審査が甘い法人カード5枚

さて、法人カード申し込み時の審査について詳しく見てきましたがどう感じられたでしょうか。

多くの方は法人カード取得はハードルが比較的、高めだと感じられた方も多いと思います。

しかし実際には法人カードの審査ポイントは各カード会社によってまちまち。厳しい会社もあれば甘い会社もあります。

審査が甘いクレジットカード会社であれば、設立したばかりであったり、赤字決算であったり、オフィスや固定回線がなくても審査が通ることもままあります。

そんな比較的審査に通りやすいと言われている法人カードをランキング方式でご紹介。

必ず審査に通るということはお約束できませんが、法人カードを早く用意したい!とお考えの方のカード選びのお役に立てるはずです。

ランキングを選定するにあたり、以下の点を重視しました。

  • 一般ステータスカードである
  • 提携カードである
  • 審査に通ったという口コミが多い
  • 信販系カードは審査に通りやすいと言われている
  • もちろん付帯サービスなど内容が充実している

審査に通りやすい法人カード1位: オリコ EX Gold for Biz 見た目も中身も良いカードにチャレンジするなら

年会費 無料
2年目から 2,000円+税
サブカード年会費 無料/3枚まで
ETCカード年会費 無料
ポイント還元率 0.6%〜1.1%
申込資格 20歳以上の個人事業主または法人代表者
限度額 最高300万円
旅行傷害保険 国内 最高1,000万円(利用付帯)
海外 最高2,000万円(自動付帯)
ショッピング補償 年間最高100万円(免責金額1万円)
国際ブランド VISA、Mastercard

最後は株式会社オリエントコーポレーションが発行している EX Gold for Biz。

実はは業界通の間では有名な審査に通りやすい法人カードと言われているのです。

それもなんとステータスはゴールドカードです。

審査に通らなくて困っているのにゴールドなんて…と思われるかもしれませんが、審査基準が会社の設立年数や財務状況ではなく、代表者の個人の与信であることが秘密。

つまり、設立したばかりでも、最初赤字であっても審査に通る可能性があるゴールド法人カードなのです。

もし審査に通るとゴールドカードホルダーになると共に一般カードとは比べ物にならないほどの付帯サービスを手に入れることができます。

  • 空港ラウンジ無料
  • ポイントがたまりやすい
  • 経理事務に役立つwebサービスが無料・割安で使える
  • 旅行傷害保険付帯
  • ショッピングガードが年間最高100万円
  • 接待に使える優待つき など

このように法人カードとしてぜひ手に入れたい一枚となっています。

オリコは入会キャンペーンを多く行なっているので、そのタイミングを狙って申し込みましょう。

審査に通りやすい法人カード2位:三井住友ビジネスカードfor Owners-審査が甘いカードといえばこれ!

年会費:初年度 1,250円+税/インターネット申し込み時初年度無料
サブカード年会費 2名から400円+税/1人
ETCカード 無料
ポイント還元率 0.5%~1.0%
申込資格 法人経営者、個人事業主(満20歳以上)
限度額 最高150万円
旅行傷害保険 海外旅行のみ 最高2,000万円
ショッピング補償 年間100万円まで 海外での利用のみ対象
国際ブランド VISA、Mastercard

審査が通りやすい法人カード、おすすめ1位は三井住友ビジネスカードfor Ownersです。

銀行系の法人カードなのですが、設立間もない会社でも申し込めて、登記簿謄本や決算書など確認資料も不要と大変敷居の低いカードです。

審査基準はあくまでも法人代表者や個人事業主の情報のみなので、会社の設立年数や業績が不十分で他の法人カードの審査に落とされてしまってもこの三井住友ビジネスカードfor Ownersなら通る可能性があります。

一般カードですが海外での旅行傷害保険付帯、ショッピング保険有り、キャッシング可能など付帯サービスも充実しているので最初の一枚としては最適です。

審査に通りやすい法人カード3位:セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード-高ステータスカードが欲しいなら

年会費:初年度 1,000円+税
サブカード年会費 無料/4枚まで
ETCカード 無料/5枚まで
ポイント還元率 0.50%~2.00%
申込資格 個人事業主様・法人代表者
限度額 最高500万円
旅行傷害保険 なし
ショッピング補償 なし
国際ブランド AMEX

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは国際的にも信頼性の高い法人カード。

アメックスとしては格安の年会費1,100円(税込)で追加カードも4枚まで無料と大変ランニングコストが安いのでお得感があります。

こちらも審査は甘めと言われており申し込み時の登記簿謄本や決算書など確認資料も不要。審査対象も会社ではなく個人なので設立間もない会社でも通りやすいです。

Suica、SMART ICOCA、モバイルPASMOのチャージでポイントが溜まったり、ビジネス優待が豊富と個人事業主にもおすすめの一枚となっています。

審査に通りやすい法人カード4位:ビジネクスト 法人クレジットカード-赤字でも通るカード?!

年会費:初年度 無料
サブカード年会費 無料/50枚まで
ETCカード 無料
ポイント還元率 0.25%
申込資格 個人事業主様・法人代表者
限度額 5万円〜最高300万円
(※300万超の限度額設定の相談も可能)
旅行傷害保険 なし
ショッピング補償 なし
国際ブランド VISA

審査に通りやすい法人カードといえば、このビジネクスト 法人クレジットカードを忘れるわけにはいきません。

なぜなら公式サイトに「赤字でも発行できる」と記載があるほど申し込みのハードルが低い法人カードなのです。

当然、財務書類など無しで申し込みが可能。年会費が無料なのでスタートアップ企業の代表者やフリーランスにぴったりですね。

そんな法人カードだと中身が薄いような気がしますが、そうではありません。年会費無料なのにポイント還元もきっちりとありますし、追加カード、ETCカードも発行無料と非常に充実。

そして注目するべきは追加カードが50枚まで発行できると言うこと。法人カードは枚数制限があることがほとんどで、追加カードにも年会費がかかることもありますが、ビジネクスト 法人クレジットカードであればランニングコストを抑えて社員全員に持たせることも可能。

最後に審査に通りやすくなるコツをお教えします。ビジネクスト 法人クレジットカードは申し込み時に限度額を希望できますが、利用限度額を100万円に設定するのがおすすめ。

なぜならそれ以上の額となると会社情報が記載された財務書類の提出が必要となるからです。

審査に通りやすい法人カード5位:ライフカード ビジネスライト -信販系のカードは通りやすい?!

年会費:初年度 無料
サブカード年会費 なし
ETCカード 無料
ポイント還元率 なし
申込資格 個人事業主様・法人代表者
18歳以上高校生は除く
限度額 最高200万円
旅行傷害保険 なし
ショッピング補償 なし
国際ブランド VISA、Mastercard、JCB

こちらのライフカード ビジネスライトはなんと年会費無料で持つことができる法人カード。

上記の法人カードと同じく決済書不要で本人確認のみで申し込みができます。

国際ブランドはVISA、Mastercard、JCBと複数から選ぶことができますが、VISAとMastercardにはビジネス優待がついてくるのでこれらがおすすめ。

ポイントや保険などの付帯サービスがないのが残念ですが、スタートアップ企業の代表の方や個人事業主の方で経費精算を楽にしたいという方にぴったりです。

まとめ

いかがだったでしょうか、今回は法人カードの中でも審査に通りやすいカードをご紹介すると共に、審査基準について、審査に通りやすくなるポイントなど基礎情報も解説してきました。

経費精算の手間を省き、ビジネス優待やポイントを貯めることもできてしまう法人カードはぜひ手に入れたいところですが、設立間もない会社の代表者や個人事業主だと審査に通りにくいことは実際にあります。

そんな方は今回挙げた法人カードを申し込んでみることをぜひおすすめします!