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アメックスビジネスカードプラチナのサービスは?ゴールドと違いを比較

アメックスのビジネスカード【プラチナ】の付帯サービスを紹介

アメックスビジネスカードプラチナのサービスは?ゴールドと違いを比較

高ステータスの法人カードとして人気のアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード。

プラチナカードと聞くと、とにかくステータスが高い高級カードといった印象をもつ方も多いかと思いますが、実際のサービス内容やゴールドカードと比較したメリットはなんなのでしょうか?

この記事では、アメックスビジネスカードプラチナステータスについて、カードの基本情報や優れた付帯サービスを解説。また、ゴールドカードとのメリットの差も紹介します。

アメックスビジネスカードの中でも、なるべくステータスの高いカードが良いという方はぜひご覧ください。

アメックスビジネスカード【プラチナ】の基本情報

ビジネスカードの代表格といえるアメリカン・エキスプレス(アメックス)。

その中でも最高峰のステータスであるプラチナカードは、空港ラウンジの無料利用やホテル・レジャー施設の優待、セクレタリーサービスなど、ビジネスに役立つこと間違い無しの充実した付帯サービスが魅力です。

経営者なら誰もが憧れるアメックスビジネスカードプラチナについて、まずは年会費や付帯サービスなど基本情報をまとめました。

年会費:初年度 130,000円+税
サブカード年会費 5枚目から13,200円+税(4枚まで無料)
ETCカード年会費 無料
ポイント還元率 0.75%
申込資格 学生を除く20歳以上の個人・法人の方
限度額 基本的に制限なし
旅行傷害保険 海外最高1億円、国内最高5,000万円
ショッピング保険 年間最高500万円まで
国際ブランド AMEX(アメックス)
付帯サービス プライオリティ・パス
ホテル・メンバーシップ
ファイン・ホテル・アンド・リゾート
プラチナ・セクレタリー・サービス
メディカル・コンサルテーション
クラブオフ優待など

アメックスビジネスカードプラチナは、年会費が13万円と非常に高額な金額です。

しかし、その分付帯サービスの充実度が他のビジネスカードとは段違い。

これがあればビジネスに更に集中できる。プライベートでも利用すれば、旅行の質が一気にあがる。経営者から高い支持を集める人気の付帯サービス内容を見ていきましょう。

プラチナだからこその「セクレタリー・サービス」

アメックスビジネスカードプラチナステータスを代表するサービスといえば、なんといっても「セクレタリー・サービス」です。

無料の秘書サービスですが、なんと24時間365日電話一本で様々な依頼を引き受けてくれるのです。

接待に使うお店のピックアップ、航空券・ホテル・タクシーの予約、花や酒のプレゼントなど、自分でやるにはちょっと面倒なことでもセクレタリー・サービスに電話をすればすぐに対応してくれます。

秘書のいない中小企業の経営者や個人事業主の方でも、年間13万円で秘書代わりのサービスを受けられる。そう考えると、この年会費も十分コスパが良いのではないかと思いますよね。

このサービスを利用したいがためにプラチナカードを選んだという経営者も多く、ビジネスに集中したいという方にはうってつけです。

空港・ラウンジ・航空券に関するサービス

次に、アメックスビジネスカードプラチナステータスがもつ空港・ラウンジに関するサービスを見ていきましょう。

  • 空港ラウンジ無料利用(プライオリティ・パス)
  • 国内空港送迎サービス
  • 国際線手荷物無料宅配
  • 空港パーキングの優待
  • 無料ポーターサービス

空港の待ち時間を上質に変えるプライオリティ・パス

プラチナの空港・ラウンジに関するサービスで最も注目すべきが、プライオリティ・パス。

これは、140以上の国や地域で1,200ヵ所以上の空港ラウンジを利用できるサービスです。通常であれば会員登録は有料で、更に実際にラウンジを利用する際にもステージに応じた利用金額が発生します。

種別 プレステージ スタンダード・プラス スタンダード
年会費 429米ドル 299米ドル 99米ドル
使用制限 なし 10回 あり
利用条件 本会員は無料。同伴者は32米ドル(利用都度) 本会員は11回目より32米ドル(利用都度)。同伴者は32米ドル(利用都度) 本会員は32米ドル(利用都度)。同伴者は32米ドル(利用都度)

※クレジットカード会社によって、年会費や同伴者の利用料金が異なります。

アメックスビジネスカードプラチナの場合、ラウンジの使用制限のないプレステージ会員に無料で登録、また同伴者も一名まで無料で利用可能。

アルコール飲み放題、充実した軽食、シャワー室完備など優れたサービスを備えたVIP向けのラウンジを利用できるということもあり、プライオリティ・パスを魅力に感じる経営者の方は非常に多いです。

国内外への出張だけでなく、旅行の際にも空港の待ち時間を上質なものに変えることができます。

空港送迎・手荷物配送で出張の負担を軽減

アメックスビジネスカードを所有していると、国内空港への送迎サービスを格安で利用できたり、空港への手荷物無料送迎のサービスが付帯します。プラチナステータスだけでなく、ゴールドカードでも同様のサービスを利用可能。

特に海外への出張・旅行ともなると、荷物が多くなり移動の負担が大きくなりがちです。そんなときに送迎サービスや手荷物配送をうまく使えば、自分の身一つで空港に行くだけということも可能。

国内外を飛び回るビジネスマンにとってはありがたいサービスと言えるでしょう。

旅行・ホテル・レジャーに関するサービス

次に、アメックスビジネスカードプラチナステータスがもつホテル・レジャーに関するサービスを見ていきましょう。

  • ホテル・メンバーシップ
  • ファイン・ホテル・アンド・リゾート
  • ゴルフ優待サービス
  • チケット・アクセス

宿泊が一気に豪華に!ビジネス・プライベートで利用できるホテル優待

アメックスビジネスカードプラチナステータスでフル活用すべき特典として、「ホテル・メンバーシップ」と「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」の2つがあります。

ホテル・メンバーシップ

ホテル・メンバーシップは、国内外に展開する高級ホテルグループの上級会員プログラムに無条件で登録できるもの。部屋のアップグレードやレイトチェックアウトなどのサービスが受けられます。

通常であれば年間数十泊の宿泊実績が必要なところ、アメックスビジネスプラチナを持っているだけで無料!ヒルトン・オナーズ、マリオットボンヴォイなど、世界でも名だたるホテルで優待を受けられるので、ビジネスシーンでもプライベートでも非常に役立つでしょう。

ファイン・ホテル・アンド・リゾート

ファイン・ホテル・アンド・リゾートは、国内外1,000ヶ所以上のホテルやリゾート施設で、部屋のアップグレードやレイトチェックアウトなどの優待特典を利用できるもの。

部屋の予約自体も「ベスト・アベイラブル・レート」という最安値水準での料金でとることができるので、金銭的に非常にお得。

利用できる宿泊施設の数が多いため、ビジネス・プライベートの場で役立つこと間違いなし。宿泊の質が一気にあがります。

アメックスビジネスカードのゴールドとプラチナの違い

ここまで、アメックスビジネスカードプラチナステータスについて付帯サービスを解説してきました。

セクレタリー・サービスやプライオリティ・パス、ホテル・メンバーシップなど、他のビジネスカードとは比べ物にならない付帯サービスの充実度を誇るプラチナカード。しかし、やはり年会費13万円は高い、それならアメックスビジネスゴールドでも良いかもしれないとお思いの方もいるかも知れません。

ここでは、アメックスビジネスカードのプラチナとゴールドを比較してみましょう。

プラチナ ゴールド
年会費:初年度 130,000円+税 31,000円+税
サブカード年会費 5枚目から13,200円+税
(4枚まで無料)
12,000円+税
ETCカード年会費 無料 500円+税
ポイント還元率 0.75% 0.3%〜1.0%
申込資格 学生を除く20歳以上の個人・法人の方 20歳以上の個人事業主または法人代表者
限度額 基本的に制限なし 個別に設定
旅行傷害保険 海外:最高1億円
国内:最高5,000万円
ショッピング保険 最高500万円まで
国際ブランド AMEX(アメックス)
付帯サービス プライオリティ・パス
ホテル・メンバーシップ
ファイン・ホテル・アンド・リゾート
プラチナ・セクレタリー・サービス
メディカル・コンサルテーション
クラブオフ優待など
ビジネス・ダイニング® by ぐるなび
ヘルスケア無料電話相談
HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク
空港ラウンジの無料利用など

アメックスビジネスカードのゴールドは、年会費3万円ほどとゴールドカードの中では目立って高額な部類ではありません。

その割に、国内・海外旅行保険はプラチナと同等の金額、ポイント還元率も高めと性能は悪くなく、ゴールドカードでも十分ビジネスシーンで活用することができます。

大きな違いは、やはり付帯サービスの充実度。ゴールドとプラチナのサービス面の差を見てみましょう。

レストラン・航空券の予約はゴールドカードでも依頼できる

アメックスビジネスカードプラチナステータスでは、セクレタリー・サービスによって航空券や宿泊施設、レストラン等の予約を一気に任せることができました。

しかし、ゴールドカードでも、下記の2つのサービスを利用することで予約を依頼することができます。

  • ビジネス・ダイニング®by ぐるなび(レストラン予約)
  • HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク(航空券・JR乗車券・宿泊施設予約)

ただし、上記のサービスでは、国内のレストランや宿泊施設のみの予約となってしまう点が難点。

その反面、プラチナのセクレタリー・サービスであれば世界中のレストラン・宿泊施設に予約をしてもらうことが可能。また、ギフトの選定やタクシーの手配など、依頼の幅が非常に広いため、充実度にはかなり差があります。

国内のみの利用で十分という場合にはアメックスビジネスゴールドでも良いかもしれませんが、海外出張・旅行を考えるのであればプラチナがおすすめです。

ホテル優待・空港ラウンジはプラチナが充実

アメックスビジネスカードのゴールドステータスでは、国内外29空港の空港ラウンジを無料で利用できます。

国内では羽田、成田、新千歳、関西国際空港などの主要な空港はもちろん、青森空港、新潟空港など各県の代表的な空港で利用可能。海外では、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港、韓国の仁川国際空港のラウンジを利用できます。

国内の空港を利用するのであれば十分満足な内容ですが、海外のラウンジはハワイ・韓国しか使えないという点がネック。

その点、プラチナステータスであれば、世界140カ国の1,200以上の空港でラウンジを利用可能です。海外出張や海外旅行が多い方は、プラチナのほうが圧倒的に役立つでしょう。

また、プラチナステータスでは「ホテル・メンバーシップ」「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」というゴールドステータスにはないホテル優待がついています。

アメックスビジネスカードのプラチナステータスをもっていれば、ホテル宿泊を一気にラグジュアリーなものに変えることが可能。

質の良さ・ラグジュアリー感を求める方には、やはりプラチナがおすすめでしょう。

与信審査の難易度は?

アメックスビジネスカードプラチナステータスに申し込む際、審査の難易度はどれくらいなのでしょうか?

アメックス公式サイトでは、審査通過に関する具体的な条件を発表していません。そのためどんな条件を揃えれば確実に通るかはわかりませんが、高ステータスの法人カードの審査に通る条件として一般的な「3期連続黒字」「設立から3年以上経過している」などは満たしておくと安心でしょう。

もともと、アメックスビジネスカードプラチナステータスは「インビテーション制」を採用していました。ゴールドステータスで利用実績を積む等によってカード会社からプラチナステータスの入会案内(インビテーション)が送られてくる仕組みです。

しかし、2019年からインビテーション制がなくなり、アメックスビジネスカードの公式サイトからプラチナステータスに申し込むことが可能になりました。

このような経緯を踏まえても、アメックスビジネスカードプラチナステータスは簡単に通るビジネスカードとは言えないでしょう。

審査に不安のある方は、いきなりプラチナステータスではなく、まずはゴールドステータスのビジネスカードから利用実績を積むなどすることをおすすめします。

その他のアメックスビジネスカードが気になる方はこちら!

今回は、アメックスビジネスカードプラチナステータスについて紹介してきました。

アメックスビジネスカードのプラチナステータスは、年会費13万円と高額な費用がかかる一方、秘書代わりとして利用できる「セクレタリー・サービス」がついています。

また、空港ラウンジのプライオリティ・パス、世界最高峰ホテルの優待など、出張や旅行の質を一気に高められる優れた付帯サービスがついています。

「年間13万円でちょっとした秘書を雇える」そう考えると、アメックスビジネスカードプラチナステータスは案外コスパの良いビジネスカードとも言えます。

ビジネスカードの中では群を抜くラグジュアリーなサービスを受けたいという方には、非常におすすめの1枚です。

もしプラチナステータスに通るか心配という方は、アメックスビジネスカードのゴールドステータスから利用実績を積むのも1つの手です。

ゴールドステータスのアメックスビジネスカードをご覧になりたい方は、下記のページでまとめています。ぜひチェックしてみてくださいね。

アメックスビジネスゴールドの詳細はこちら