【コーポレートカード】プラチナはない!法人カードを利用した対処法も解説
コーポレートカードのプラチナランクを手に入れたいと調べている法人の方も多いと思います。しかし、結論から言うと、コーポレートカードにプラチナランクはありません。なぜなら、コーポレートカードはステータスを重要視しないためです。
この記事では、コーポレートカードにプラチナランクが存在しない理由やステータス性の高いカードを手に入れたい場合の対処法について解説します。
ぜひ参考にして、自社に合ったクレジットカードを手に入れましょう。
コーポレートカードにプラチナランクは存在しない
冒頭でも解説した通り、コーポレートカードにプラチナランクは存在しません。なぜならば、コーポレートカードは、『支払いを1本化し、経費管理を楽にする』ことを目的にしているからです。
- 一般
- ゴールド
コーポレートカードを申し込むときには、上記のランクから選ぶようにしましょう。しかし、どうしてもステータス性にこだわりたいと考えている方もいると思います。以下では、ステータス性が高い法人カードがほしい人向けに対処法を解説します。
ステータス性が高いカードを手に入れたい場合のポイント
ステータス性が高いクレジットカードを利用するには、以下の2つの対処法のどちらかを選択してください。
- 法人向けプラチナランクのカード
- ゴールドのコーポレートカード
どちらかを発行してもらえば、ステータス性が高くなります。しかし、自社にとってコーポレートカードか法人カードどちらが合っているかは、名前を聞いただけでは、分からないと思います。
以下では、法人カードとコーポレートカードの利点・欠点について解説します。それぞれ照らし合わせて、入会してみましょう。
高いランクを目指すなら経営者向け法人カード
法人カードのプラチナランクを解説します。自社で用いても問題ないか考えていきましょう。
経営者向けプラチナ法人カードを利用するメリット
まずは、プラチナ法人カードのメリットについてみていきましょう。
- カードのステータス性が高い
- プラチナ会員専用の付帯サービスを受けられる
- ポイントサービスが充実している
法人カードは、プラチナなので、ステータス性は非常に高い傾向にあります。プラチナランクは、他のカードよりも審査は厳しいため、その審査をクリアした証に信頼性が上がります。
プラチナの法人カードを導入すると、プラチナ会員専用の付帯サービスを受けることが可能です。たとえば、365日24時間相談ができるコンシェルジュの設置やプライオリティ・パスで空港ラウンジサービスを受けられます。法人の出張にも用いられるワークの味方です。
また、ポイントサービスがあります。ポイントサービスがあるケースで、ポイントを経費削減に利用できます。よって、消耗品をポイントで購入すれば、かなりお得になるでしょう。
ポイント還元率が高い法人カードもあるため、よく確認してみてください。
経営者向けプラチナ法人カードを利用するデメリット
プラチナの法人カードに入会するデメリットを解説します。
- ETCカードを増やしにくい
- 審査に通りにくい
- 追加カードに利用制限をかけられない
プラチナの法人カードは、ETCカードを発行しにくいことが挙げられます。
ETCカードの発行は、法人カードによって違いますが、1枚につき500円が相場です。更に発行枚数にも制限がかけられているため、20名以上社員がいる大企業(マンモス企業)は、経理の負担軽減に繋がりにくいです。
法人カードの難易度は高いです。クレヒスを常にいい状態にし、黒字経営が続いているか確認されます。よって、設立が最近の会社や赤字経営が続いている企業は、カードが発行されないこともあるため注意しましょう。
しかし、連帯保証人がいるケースは、発行してもらえる可能性も残っています。よって、1度申請してみて、判断するのもいいでしょう。
また、プラチナの法人カードは、追加カードに利用制限をかけることができません。よって、社員に不正利用されてしまうリスクがあります。そのため、追加カードを渡すケースは、用いる目的を明確にし、ルールなども取り決めておくのがおすすめです。
プラチナビジネスカードの申し込み方法
プラチナの法人カードの申請のテクニックについて解説します。
- 法人カード発行会社のHPから申し込む
- 本人確認書類などを送付する
- 審査をしてもらう
- プラチナの法人カードを発行してもらう
ポイント還元率や年会費など十分に照らし合わせてから申請しましょう。申請の際は、記入漏れが無いようにしてください。プラチナ法人カードの年会費は、10,000〜20,000円が相場です。
経理の負担を考える場合はゴールドランクにする
コーポレートカードのゴールドランクについて解説します。プラチナ法人カードと迷っている方は、以下も参考にしてみましょう。
コーポレートカードのゴールドカードにするメリット
まずは、メリットについて解説します。
- カードごとに利用枠が設定できる
- ETCカードの発行無料
- 決済型を選択できる
コーポレートカードのゴールドランクは、カードごとに利用枠を設定できます。よって、役職ごとに限度額を設定して、不正利用の防止や、事業の機会損失を防ぐことが可能です。
また、ETCカードの発行は基本的には無料です。よって、事業で高速道路を多く用いる会社にとっては、それぞれに渡して用いてもらえます。
また、コーポレートカードは、『会社決済型』または『個人決済型』どちらかの決済方法の選択が可能です。会社に合わせて、都合のいい決済方法を用いれるのがポイントです。
コーポレートカードのゴールドカードにするデメリット
デメリットについて解説します。
- 付帯サービスが法人カードほど充実していない
- ポイントを貯めるサービスがない
- 利用枠は問い合わせをしないと分からない
特典が法人カードほど、充実していません。空港ラウンジサービスや旅行に用いる付帯保険など最低限のものは揃っています。しかし、コンシェルジュサービスはないため、サポートがほしい方には不向きです。
また、コーポレートカードには、ポイントを貯められるものはほとんどありません。よって、ポイントを仕事用品に用いることができないので注意しましょう。
コーポレートカードの利用枠は、会社毎に変わるため、HPに明記していません。知りたい場合には、法人デスクに直接連絡してみましょう。最適なものを案内してくれます。
コーポレートカードゴールドの入会方法
最後に入会のテクニックについて解説します。
- HPから問い合わせの連絡をする
- 担当者から連絡がきたら対応する
- 申込書が送られてきたら記入する
- 審査してもらう
- コーポレートカードをもらう
まずは、問い合わせをしましょう。問い合わせは、電話でするケースもあるため、HPをよく確認してください。詳細を案内してもらってから、申請の手続きをおこないます。年会費は、20,000〜30,000円程度が相場です。
まとめ:コーポレートカードにプラチナはないため、代替案を比較検討する
今回は、コーポレートカードのプラチナについて解説しました。プラチナランクはありません。よって、ステータス性を気にする場合には、お伝えした対策を取りましょう。
- プラチナ法人カード
- ゴールドコーポレートカード
利点・欠点を解説したので、照らし合わせてから申請してみてみてください。