ダイナースコーポレートカードとは?メリットや審査について解説
大企業向けクレジットカードを検討している方で、ダイナースについて知りたい方はいますか?ダイナースクラブコーポレートカードについて自分で調べても、情報が多すぎて、分からなくなってしまいますよね。
そのような方のために、今回はダイナースクラブコーポレートカードの基本情報やメリット・デメリットについて解説します。申込方法にも触れているので、申し込み方法が分からない方も参考にしてみてください。
ダイナースクラブコーポレートカードの基本情報
まずは、ダイナースクラブコーポレートカードの基本情報について紹介します。
ダイナースクラブコーポレートカードとは?
ダイナースコーポレートカードとは、三井住友トラストクラブ株式会社が発行しているコーポレートカードです。社員20名以上の大企業(マンモス企業)を対象として、発行されています。
経費管理を1本化できるほか、充実した付帯サービス、ポイントやマイル付与が揃っています。法人にとってメリットが多いカードです。詳しいメリットについては、「法人カードのメリット4つ」でも紹介しています。ぜひ御覧ください。
ダイナースクラブコーポレートカードの基本情報
ここからは、ダイナースクラブコーポレートカードの基本情報について紹介します。表にまとめましたので、御覧ください。
年会費 | 11880円+税 |
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サブカード年会費 | 11880円+税 |
ETCカード年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.4~1% |
申込資格 | 社員20名以上の大企業 |
限度額 | カード会社との相談により決定 |
旅行傷害保険 | 最高5,000万円 |
ショッピング補償 | ー |
国際ブランド | Diners Club |
ダイナースクラブコーポレートカードは、他のコーポレートカードとは違い、追加カードにもメインカードと同じ年会費がかかります。そのため、導入するハードルが高いといえます。また、ショッピング補償は付いていません。申し込む前にしっかり確認しましょう。
法人カードのメリット4つ
ここからは、ダイナースクラブコーポレートカードを導入するメリットを紹介します。
①経費管理をシンプルにできる
ダイナースクラブコーポレートカードは、支払い管理をシンプルにできるメリットがあります。コーポレートカードで決済することで、支払いは翌月一斉請求。
そのため、出張毎に現金を渡したり、領収書のやり取りをしたりすることがなくなります。利用履歴は、すべてデータで管理できるため、経理が手作業でチェックする手間も省くことができます。
データを上手く使えば、経理業務で起こるヒューマンエラーをなくすことが可能です。
②ステータス性が高い
ダイナースクラブコーポレートカードは、ステータス性が高いカードとして有名です。ダイナースクラブのカード内では、ランクはありません。しかし、他のカード会社のコーポレートカードと比較すると、ゴールドカード並のステータス性を持っています。
コーポレートカードを持ちたいが、ステータス性も重視している方にとって、おすすめできるコーポレートカードです。
③ビジネスに有利な付帯サービスを利用できる
ダイナースクラブコーポレートカードは、ビジネスに有利な特典サービスを利用できます。たとえば、以下のようなサービスが代表的です。
- 空港ラウンジサービス
- 国内空港券予約サービス
- ダイナースクラブグルメ優待
空港ラウンジサービスとは、飛行機の待ち時間で利用できる部屋のことです。部屋には、フリードリンクや無料Wi-Fi備わっているため、待ち時間を有意義に使うことができます。
また、国内航空券予約システムも完備。24時間予約ができるため、急な出張でもすぐに対応してもらえます。
ダイナースクラブグルメ優待も便利です。2名以上の利用で、コース料理1名分が無料になるなど、かなりクオリティの高いサービスを展開しています。
付帯サービスを重視する方は、ダイナースクラブコーポレートカードはおすすめです。
④ポイントが貯まる
ダイナースクラブコーポレートカードは、ポイントを貯めることができます。ショッピングの利用で1%還元されるため、使えば使うほどお得です。貯まったポイントはマイルに変更もできます。
また、ダイナースグローバルマイレージ(年会費:6,000円)に加入すると、交換できるマイルの種類が14個まで増えます。たくさんの種類の航空会社を利用する企業は、申し込んで損はないでしょう。
デメリットは審査基準が厳しいこと
ダイナースクラブコーポレートカードのデメリットは審査が厳しいことです。デメリットも理解した上で、申し込みに進みましょう。
ダイナースコーポレートカードの審査はどこを見られる?
ダイナースクラブコーポレートカードは一般的には、審査に通りにくいとされています。そこで気になるのが、「審査をしてもらうときにどこをみられるか。」です。以下で紹介します。
- 会社の業績・設立年数
- 代表者のクレヒス
まずみられる箇所は、会社の業績や設立年数です。赤字になっていたり、設立して数年の法人の場合は、安定して支払いできる証明が難しいため、審査に通りにくいとされています。
また、代表者のクレジットヒストリー(クレヒス)も重視されます。支払いが遅延している場合やブラックリストに載っている場合は、審査に通りにくくなります。
厳しい審査を通過するためにも、以下のコツを活用してみてください。
ダイナースコーポレートカードの審査に通りやすくするコツ
ダイナースクラブコーポレートカードの審査を通りやすくするコツは、以下の2つです。
- ダイナースクラブ会員に紹介してもらう
- キャンペーン期間中に申し込む
ダイナースクラブ会員は、厳しい審査をクリアしないとなれません。その審査に合格した方が紹介するとなると、一気に信頼性が上がります。審査する上でも大いにプラスに働きます。
また、キャンペーン期間中に申し込むことも1つの手です。キャンペーン中は、審査が甘くなると言われています。特に審査に通りやすいのが、入会キャンペーンです。定期的にHPをチェックして、キャンペーン情報を見ておきましょう。
法人カードの申し込み方法を解説
メリット・デメリットを理解して、申し込みを決めた方のために、ダイナースクラブコーポレートカードを手に入れるフローを紹介します。以下の手順でおこなっていきましょう。
- 必要書類を準備する
- 入会申込書の記入
- 返信用封筒を準備する
- 送付する
- カードを受け取る
まずは、必要書類を揃えていきましょう。
- 入会申込書
- 法人の登記事項証明書
- 代表者の本人確認書類
- カード利用者の本人確認書類
これらが揃って初めて申し込みができます。不備が無いようにチェックしながら準備しましょう。申し込み書は、ダイナースクラブHPからダウンロードできます。
その後返信用封筒を作り、ポストに投函して完了です。審査に通ったら、コーポレートカードが送付されます。
まとめ:メリットなど理解して、ダイナースクラブコーポレートカードを利用しよう!
今回は、ダイナースクラブコーポレートカードについて解説しました。ダイナースクラブコーポレートカードは、比較的にステータス性が高いカードです。
そのため、ステータス性の高いカードがほしい方におすすめです。しかし、その分審査には通りにくいデメリットもあるため、注意しましょう。
入会を決めた方は、手順に沿って申し込みをしてみてください。