- 無料で空港ラウンジが利用できる
- 利用者ごとにカード利用枠を設定可能
- ショッピングガードで購入商品の損害を補償
年会費(税抜) | 利用 限度額 |
ブランド | 対象 |
---|---|---|---|
2,000円 | 1,000万円 | MASTER | 法人 |
オリコビジネスカードGoldは法人を対象とした「ゴールドビジネスカード」。
オリコビジネスカードGoldは、ゴールドカードながら年会費は2,000円(税抜)と安いですが、最大20枚まで発行できたり、空港ラウンジサービスの優待など特典がついていたりと、高コスパの法人カード。
利用限度額が最大1,000万円と高額なので、オリコビジネスカードGoldは中小企業に特におすすめしたい法人カードです。
オリコビジネスカードGold(ゴールド)の基本情報
まずがオリコビジネスカードGoldの基本情報から見ていきましょう。
申し込み対象 | 法人 |
---|---|
年会費(税抜) | 初年度無料 / 2年目以降は 2,000円 |
メンバー会員 | 最20人 |
国際 ブランド |
Mastercard |
キャッシング 利用 |
不可 |
ショッピング 利用限度額 |
10万円〜1,000万円 |
ポイント 還元率 |
なし |
ETCカード 発行枚数 |
最大20枚 |
使用方法・ 支払い回数 |
1回 / 分割 / 据置1回払い |
ではポイントを押さえながら順番に詳細を見ていきましょう。
オリコビジネスカードGold(ゴールド)の詳細
対象は法人限定!個人事業主は不可
冒頭でも申し上げた通り、オリコビジネスカードGoldは「法人」を対象としたゴールドビジネスカード。
そのため、個人事業主の方は申し込みができません。
個人事業主の方は、同じオリコカードの「オリコビジネスカードEX for biz」を検討すると良いでしょう。
追加カードを含め20枚まで発行可能
オリコビジネスカードGoldは追加、法人で最大20枚のクレジットカードを発行することが可能です。年会費は1枚につき2,000円(税抜)。
他社では最大5枚までなど、枚数制限がある法人カードも多いので、20枚発行できるというのは規模の大きい企業にとってはメリットと言えるでしょう。
ショッピングの利用限度額が最大1,000万円
オリコビジネスカードGoldのカード使用者の総利用可能枠は10万円〜1,000万円。
オリコビジネスカードGoldのように年会費が2,000円ほどクレジットカードの限度額は良くても最大500万円ほど。
その点、オリコビジネスカードGoldの利用可能枠の幅はかなり大きいといえます。
さらに各法人カードごとに利用限度額を個別設定できるので、使い過ぎを予防することが可能。
電子マネーのような「Mastercardコンタクトレス」が使える
オリコビジネスカードGoldでは、「Mastercardコンタクトレス」という非接触IC技術を用いたクレジットカードの利用が可能です。
このMastercardコンタクトレスとは、電子マネーのように端末にカードをかざすだけで、署名不要(サインレス)、事前チャージ不要で支払いが完了するストレスフリーなサービス。
国内や海外のショッピングで利用することができます。
空港ラウンジが無料で使える優待付き
オリコビジネスカードGoldには国内外の空港ラウンジを無料で利用できる優待が付いています。
対象の空港は、国内の主要な空港と、韓国の仁川(インチョン)国際空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港です。
空港ラウンジの利用時は、オリコビジネスカードGoldと当日の搭乗券を受付で見せるだけ。国内出張や海外出張で活躍してくれること間違いなしのオリコビジネスカードGold。
付帯サービス・特典は豊富
オリコビジネスカードGoldでは、空港ラウンジ無料サービス意外にも出張時に利用できる便利な付帯サービスが特典が多くあります。特典サービスの種類は以下。
Mastercardビジネスアシスト
Mastercard会員専用のライブラリーの1日無料券や、ホテルの優待、電話通訳サポートなどビジネスで役立つサポートサービス。
Mastercard T&E Saving
- 国際手荷物優待サービス:帰国時の手荷物を優待価格(500円)で宅配
- 空港クローク優待:1着につき10%割引
- 国際手荷物無料宅配:出発時・帰国時の手荷物を2個まで無料宅配
- 海外携帯電話Wi-Fiレンタルサービス:15%〜50%オフ
- 海外航空券優待サービス:日本発着のLCCを含む国際便の航空券を簡単に検索・購入できるサービス
クラウド会計ソフトfreee(フリー)
クラウド会計ソフトfreee(フリー)の利用料が2か月間お得になる特典。
福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」
福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」の利用料が会員特別価格になるという割引特典。
社員への福利厚生としても利用できるサービスです。
利用明細発行サービスで経費処理の効率化
オリコビジネスカードGoldでは、利用明細内訳を1か月分まとめて書面で受け取れるサービスがあります。
その他、会員向けのWebサービスである「eオリコサービス」にログインすればタイムリーに利用明細を確認することも可能。
誰が、いつ、どこで、何に、お金を使ったのか一目瞭然なので、経費の仕訳事務の効率化が期待できます。
また、オリコビジネスカードGoldがあれば社員による備品や出張代などの経費立替や経理部からの仮払いが不要になるので、現金の出納はほぼ必要なくなるばかりか、経費の申請し忘れや領収書の紛失などの人的ミスも防げます。
オリコビジネスカードGoldはコスパが良く、ハイコストパフォーマンスなカードですが、デメリットもあります。
デメリット
付帯保険(国内・海外旅行傷害保険)の補償額は低め
オリコビジネスカードGoldには他の法人カードを同じく付帯保険がついています。
補償額は高いとは言えませんが、2,000円の年会費で自動的に海外旅行傷害保険(次自付帯)、国内旅行傷害保険(利用付帯)、ショッピングガード(ショッピング保険)が付帯されているというのはお得と考えることもできます。
【補償金額】
- 海外旅行傷害保険:最高2,000万円
- 国内旅行傷害保険:最高1,000万円
- ショッピングガード:年間最高100万円(ただし免責金額10,000円)
例えば、他社の同ランクの海外旅行傷害保険の補償金額と比較すると、JCBゴールド法人カードやセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスが最高1億円、三井住友ビジネスゴールドカードが最高5,000万円と、金額では少し見劣りします。
ポイントがつかない
オリコビジネスカードGoldの数少ないデメリットのひとつは、ポイントが付かないということ。
利用金額に応じて貯まるポイントは通常、景品やマイレージ(マイル)と交換できたり、キャッシュバックがあったりとお得感があります。
オリコビジネスカードGold(ゴールド)の審査の通り安さは?
オリコビジネスカードGoldの審査基準は他の法人カードと同じく公表されていません。
しかし、何度も申し上げているようにオリコビジネスカードGoldは年会費が2,000円とかなり安く設定されています。
年会費をギリギリまで安く設定し、導入障壁を下げていることを考えると、オリコビジネスカードGoldは比較的審査に通り安いクレジットカードということが推測されます。
まとめ
以上、オリコビジネスゴールドGoldの詳細とメリット、デメリットをまとめました。
オリコビジネスカードGoldはポイントが付かない、付帯保険や特典が物足りないなどデメリットもありますが、年会費2,000円の法人カードとしてはそれを上回るメリットがある法人カードといえそうです。
シンプルな機能の法人カードが欲しいという、中小企業にはぴったりの法人カードがオリコビジネスカードGoldです。