- ETCカード年会費無料
年会費(税抜) | 利用 限度額 |
ブランド | 対象 |
---|---|---|---|
1,250円 | – | JCB | 個人事業主、法人 |
JCBビジネスプラス一般法人カードとは、株式会社ジェーシービーが提供する法人の経営者・個人事業主向けの「キャッシュバック型」法人カードです。
このページではJCBビジネスプラス一般法人カードの基本情報から、優待サービス・特典内容、キャッシュバックの仕組みまで網羅的にご紹介。
法人カードをお探しの方、JCBの法人カードでどれに申し込むか迷っているという方の参考になればと思います。
JCBビジネスプラス法人カードとは?
キャッシュバック型のJCBビジネスプラス一般法人カードには、一般カードとゴールドカードの2種類があります。今回ご紹介するのは、もっとも「ベーシック」なJCBビジネスプラス一般法人カードです。まずは基本情報から確認していきましょう。
JCBビジネスプラス法人カードの基本情報
法人カード名 | JCB ビジネスプラス 一般法人カード |
---|---|
申し込み対象 | 18歳以上の 法人・個人事業主 |
年会費(税抜) | 1,250円+税金 |
メンバー会員/会費 | 1,250円+税金 |
国際 ブランド |
JCB |
電子マネー | QUICPay |
ショッピング 利用可能枠 (限度額) |
10万円〜100万円 |
キャッシング 利用額 |
– |
ポイント 還元率 |
– |
ETCカード | 複数枚発行可能・無料 |
JCBビジネスプラス一般法人カードは、ポイントがつかない代わりにキャッシュバックが付いている法人カードです。
また、クレジットカードでは定番の国内・海外旅行保険もこのJCBビジネスプラス一般法人カードには付いていません。年会費が安く、利用限度額は低め、機能はシンプルな法人カードです。
ゴールドカードとプラチナカードとの比較
前述した通り、JCBビジネスプラスカードには、ゴールドカードと一般法人カードの2種類あります。両者にはどのような違いがあるのでしょうか?
年会費の違い
当たり前ですが、JCBビジネスプラス一般法人カードとゴールドカードでは年会費が異なります。
- JCBビジネスプラス一般法人カード:1,250円+税金
- JCBビジネスプラスゴールドカード:10,000円+税金
限度額の違い
JCBビジネスプラス一般法人カードとゴールドカードでは、限度額が異なります。
JCBビジネスプラス一般法人カードでは最高でも利用限度額が100万円と法人だとあっという間に達してしまう金額なので、100万円以上決済する予定がある方は、ゴールドカードかその他のカードを選択するのがおすすめ。
- JCBビジネスプラス一般法人カード:10万円〜100万円
- JCBビジネスプラスゴールドカード:50万円〜250万円
付帯保険の充実度違い
JCBビジネスプラス一般法人カードとゴールドカードでは、付帯保険の内容が異なります。
JCBビジネスプラス一般法人カードに付帯されている保険は、海外でのショッピングガード保険の最高100万円のみ。
一方ゴールドカードでは、海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険をはじめとし、国内・海外航空機遅延保険(2万〜4万円)やショッピングガード保険(最高500万円)など付帯保険が充実しています。
JCBビジネスプラス一般法人カードのメリットとは
オンライン上で明細が確認できる
JCBビジネスプラス一般法人カードには、カード利用明細の照会などができる会員専用WEBサービス「MyJCB」とETCスルーカードNの利用履歴や金額を照会できるJCB E-Co明細(イーコメイサイ)サービスがあります。
ETCの利用日時、利用区間などの詳細までわかるので、利用者側としても申請の手間が省けます。
年会費無料でETCカードを複数枚発行可能
JCBビジネスプラス一般法人カードでは、ETCカードを本カードの発行枚数に限らず複数枚発行することが可能。年会費はかかりません。
他ブランドのカードだと、ETCカードの発行枚数が数枚までと限られていたり、年会費がかる場合がほとんどなので、無料でETCカードを複数枚発行できるのは社用車を利用する会社にとってメリットといえます。
※所定の審査により、希望枚数を発行できないこともあります。
年会費が安い、機能がシンプル
クレジットカードの年会費も固定費なのでなるべく抑えたいところ。優待や特典は不要という法人や個人事業主にとっては、年会費が安く、機能がシンプルなJCBビジネスプラス一般法人カードはぴったり。
また、初めての法人カードや2枚目の法人カードとしても、コストがかからないのでほぼノーリスクで導入できます。
JCBビジネスプラス一般法人カードはデメリットはある?
JCBビジネスプラス一般法人カードにはデメリットはあるのでしょうか?
空港ラウンジの優待サービスや国内・海外旅行傷害保険がない
法人カードの優待として定番、空港ラウンジの無料利用サービスや国内。
海外旅行傷害保険がこのJCBビジネスプラス一般法人カードにはついていません。国内・海外への出張が多いというビジネスマンの方はあると便利な機能ですのでデメリットになり得ます。
ポイントがつかない
キャッシュバック型の法人カードなので当たり前ですが、JCBビジネスプラス一般法人カードでは利用額に応じてポイントはつきません。
キャッシュバックよりポイントがいいという場合は、同ブランドから出ているJCB法人カード(一般)やJCBゴールド法人カード、JCBプラチナ法人カードを検討してみると良いでしょう。
キャッシュバック特典の詳細と申請方法
JCBビジネスプラス一般法人カードでは、ポイントが貯まる代わりに毎月の利用額に応じて翌月のキャッシュバック率が決まる「キャッシュバックサービス」があります。
キャッシュバックサービスの流れは以下。
- JCBビジネスプラス一般法人カードを利用する
- 利用額に応じてキャッシュバック率が決まる
- 翌月JCBビジネスプラス一般法人カードを利用でする
- 翌月利用分からキャッシュバック
キャッシュバック率は最大3%です。
キャッシュバックサービスの注意点
キャッシュバックサービスの適用には、JCBビジネスプラス一般法人カードを月間5万円以上使用する必要があります。
またキャッシュバックサービスの対象は、JCB加盟店での交通費・出張旅費のカード利用分のみ。海外での利用分、電話代や飲食代は対象にならないことに注意しましょう。
【キャッシュバックサービスの対象】
- JRの運賃
- 高速道路の利用料金
- ガソリン代
- タクシー代
- レンタカー代
- 航空券費用
- 宿泊代
- 旅行代理店での利用料金
キャッシュバック率の詳細
キャッシュバック率は利用金額によって段階的に決まります。
【キャッシュバック率】
- 5万円未満:0%
- 5万円以上〜20万円未満:0.5%
- 20万円以上〜40万円未満:1%
- 40万円以上〜60万円未満:1.5%
- 60万円以上〜80万円未満:2%
- 80万円以上〜100万円未満:2.5%
- 100万円以上:3%
※キャッシュバック対象金額の上限は月間50万円
※キャッシュバック金額の上限は15,000円/月
仮に月間50万円分カードを利用した場合、キャッシュバック率は1.5%です。
翌月70万円分カードを利用し、そのうち30万円分がキャッシュバックの対象だった場合、30万円×1.5%の4,500円がキャッシュバック金額になります。
キャッシュバックは、翌々月の支払日と同日に実施されます。
まとめ〜初めて、2枚目のカードにおすすめ〜
ここでは、JCBビジネスプラス一般法人カードの基本情報やメリット・デメリット、キャッシュバックサービスの仕組み、ポイントについて解説しました。
JCBビジネスプラス一般法人カードは、他の法人カードと比較すると利用限度額が100万円と少額なので、小規模な法人または個人事業主におすすめです。
また、年会費が1,250円と安いので初めての法人カードや2枚目の法人カードとしてもおすすめ。
特に営業活動などで社用車を使用する法人にとって、ETCカードを無料で複数枚発行できる点はメリットとなるでしょう。