- 利用額最大300万円
- 審査に決算書などが不要
年会費(税抜) | 利用 限度額 |
ブランド | 対象 |
---|---|---|---|
1,250円 | 300万円 | VISA、MASTER | 個人事業主、法人 |
UC一般法人カードは株式会社クレディセゾンが発行するビジネスカード。
大まかな特徴としてはビジネス利用のための事業専用利用枠が300万円まで設けられていて、カード決済したものは指定した法人口座から引き落とされるようになります。
国際ブランドはVISAとMasterCardなのでステータスも十分。
そのため経費計算、処理などの仕分けが不要になり、バックオフィス業務を軽減することが可能になります。
また支払い面も55日間延長することができるのでマネーフローも調整しやすくなるでしょう。
クレディセゾンが発行する永久不滅ポイントをギフトカードやマイルなどに変更することもできます。
今回はこの使いやすいと評判のUC一般法人カードを詳しく見ていきます。
UC一般法人カードを申し込もうと思っている方はわかりやすくサービスや特典、保険など法人カードとして抑えておきたいポイントをまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。
基本的なスペックと大きな特徴・サービス5つ
UC一般法人カードのカードスペックは以下の通り。
発行会社 | 株式会社 クレディセゾン |
---|---|
国際ブランド | VISA or MasterCard |
年会費 | 1,250円(税別) |
追加カード 発行サービス |
なし |
利用可能枠 | 最大300万円 |
ETCカード | 99枚まで (年会費無料) |
海外・国内旅行 傷害保険付帯 |
なし |
UC一般法人カードの大きな特徴、メリットは以下の5つが挙げられます。
- セゾンが発行する永久不滅ポイント。その名の通り有効期限なし
- UC一般法人カードは指定した法人口座から自動引き落としのため手数料など不要
- 年会費が1,250円と安い
- 利用枠は最大300万円とかなり大きい
- UC一般法人カードは申し込み時、決算書不要。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
永久不滅ポイント。その名の通り有効期限なし
永久不滅ポイントとはUC一般法人カードの発行元、クレディセゾン株式会社が発行するポイントのこと。
UC一般法人カードでオフィス用品や出張時の経費などを決算利用するとポイントが自動で溜まっていきます。
溜まった永久不滅ポイントはギフトカードやオフィスアイテムと交換可能なので経費削減に役立ちます。
公共料金や携帯電話、プロバイダ料金などの通信費、広告費などをUC一般法人カードで支払い利用することでポイントがたまりやすくなりますのでおすすめです。
またクレジット会社が発行するポイントの中には有効期限が設定されているものもありますが、永久不滅ポイントは有効期限がありませんので安心です。
UC一般法人カードは指定した法人口座から自動引き落としのため手数料など不要
UC一般法人カードで利用したものは全て指定した法人口座からの自動引き落としになります。
そのため毎月の振込手数料や事務手数料、手間などがかかりません。
またUC一般法人カードで使ったものを経費分としてきちんと分けることにより毎月の経費の管理が大幅に捗ります。
毎月のレシート管理や経費精算などのバックオフィス業務が軽減されます。
利用明細も月末に送付されますので利用状況の把握も容易になりますね。
年会費が1,250円と安い
UC一般法人カードの年会費は1,250円とかなりリーズナブルとなっています。
一般カードのグレードの他の法人クレジットカードと比較しても1,250円は安いと言えるでしょう。
UC一般法人カードは個人事業主様やスタートアップ、起業したばかりの経営者様の利用が多いのでこういった細かい経費も削減できるのは大きなメリットです。
利用枠は最大300万円とかなり大きい
利用額枠は最大300万円とゴールドやプラチナではない一般カードとしてはかなり大きい枠が用意されています。
他の一般法人カードであれば100万円くらいが平均ですので300万円はその3倍。かなりの余裕が持てそうです。
また支払いがカード利用から55日間とかなりゆとりがあります。
仕入れや広告費の支払いなど利用額が大きくなりがちな法人クレジットカードにおいてこのUC一般法人カードならではの最大55日間は御社の資金運用を効率をあげ、ゆとりをもたらすことになるでしょう。
UC一般法人カードは申し込み時、決算書不要。
法人クレジットカード申し込みを考える方にとって気になる申し込み時のハードルの高さや審査の通りやすさ。
UC一般法人カードはどうでしょうか。UC一般法人カードは審査時に決算書などは不要。
つまり設立したばかりの会社や赤字決算などであってもUC一般法人カードであれば申し込み可能です。
必要な書類は法人であれば登記事項証明書、登記簿謄本、印鑑証明書のいずれか、個人事業主であれば運転免許証か運転経歴証明書、健康保険証、パスポートなど個人証明のための公式に発行されたものを用意できればOKです。
このようにUC一般法人カードは他の法人カードよりも申し込みのハードルが低いのでクレジットカードヒストリーなどに問題がなければ審査には通りやすいと言えそうです。
その他、UC一般法人カードに付帯するサービス
引用:https://www2.uccard.co.jp/card/lineup/houjin.html?id=515000056
UC一般法人カードの大きな特徴を挙げてきましたが、その他付帯するサービスはたくさんあります。それらも見ていきましょう。
UC一般法人カードに付帯するサービス
UCタクシーチケット利用可能
出張や打ち合わせなどビジネスシーンでタクシーを使う機会は多いはず。
UCタクシーチケットはチケットに名前や金額を記入するだけで支払いができる便利なチケットサービスです。
UC一般法人カードをお持ちならこのタクシーチケットが利用できます。
UCギフトカード購入可能
UCギフトカードをUC一般法人カード会員であればネット購入することができます。
贈答用やゴルフコンペの景品など金券を利用したい時にUC一般法人カードで決済すればポイントも貯まるのでお得。
金券は個人用のクレジットカードだと購入できないことが多いのでUC一般法人カードならではのサービスと言えるでしょう。
ETCカードが99枚まで発行可能
UC一般法人カード会員ならETCカードを99枚まで発行できます。発行したETCカードに年会費はかかりませんのでぜひ利用したいところ。
社員旅行などで利用すると8%オフ。tabiデスク
UC一般法人カードの所有者だけでなく同伴者も8%オフという割安の値段で大手旅行会社が提供しているパッケージツアーをサービス利用できます。
海外でのトラブルやチケット手配をしてくれる「海外アシスタンスデスク」
海外出張時などで盗難などのトラブルや急病など言葉が通じない場合だと困りますよね。
そんな時にUC一般法人カード会員であれば「海外アシスタンスデスク」サービスを利用可能。
速やかに現地情報を提供してくれたり、対応策を教えてくれます。
ビジネスサポート利用
UC一般法人カードの国際ブランドは「VISA」と「MasterCard」。
この2つの国際ブランドが提供するビジネスサポートサービスを利用できます。
グローバルWi-Fiを割安でレンタル可能
世界200ヵ国で利用できる定額制のモバイルWi-Fiを割安でレンタル可能。出張前に申し込んでおくと安心です。
書類や契約書などを電子化するJIM社のサービスを利用可能
ビジネスを進めると社内や事務所内は書類で溢れ返ることが予想されます。
UC一般法人カード会員であればJIM社が提供する電子化・文書管理サービスを基本料金無料、利用料は10%オフで利用可能となります。
カーシェアリングサービス「careco」が初期費用・月額固定費無料
蜜入りパークが運営しているカーシェアリングサービスcareco(カレコ)を初期費用無料、月額固定費無料で利用できます。
日本全国のcarecoで申し込めば10分単位で車をシェア利用することができますので、出張先などで利用すると便利です。
「UC-JALオンラインサービス」で国内航空券をオンライン予約
「 UC-JALオンラインサービス」はインターネットから国内航空券を24時間、365日いつでも手軽に予約できるサービスです。
UC一般法人カードをお持ちであれば出張前に急遽航空券を抑えなければいけない場合などに利用したいサービスでしょう。
もちろんUC一般法人カードで決済することで永久不滅ポイントも得ることができますよ。
知っておきたいデメリットは2つ
UC一般法人カードは気軽に申し込め様々なメリットや特典、サービスがついてくる法人クレジットカードですが、残念なポイントが二つあります。
追加カード発行が不可
それは追加カードが発行できないことと海外・国内旅行傷害保険が付帯しないこと。
追加カードとは申し込み者が持つUC一般法人カードが親カードとするならば、社員に持たせるクレジットカードが子カードつまり、追加カードとなります。
社員にも追加カードを持たせることにより、経費精算などの手間が省かれ便利ですが、UC一般法人カードは残念ながら追加カード発行は不可となっています。
海外・国内旅行傷害保険が付帯しない
出張時などで海外や国内に移動する際にあると嬉しいのが旅行傷害保険の自動付帯サービス。
この旅行保険は海外や国内へ旅行・出張した際のケガや病気、紛失などのトラブルを補償してくれる保険のこと。
UC一般法人カードは残念ながらこの旅行保険の自動付帯がありません。また空港ラウンジ利用のサービスもないのが残念。
追加カード発行、旅行傷害保険が必要ならゴールドカード申し込みで解決
このUC一般法人カードのデメリットですが、セゾンが同じく発行している1つ上のグレードであるUCゴールド法人カードであれば保険、追加カードどちらも問題解決できます。
もちろんUC一般法人カードと比較すると審査の通りやすさは難しくなりますが、サービスもより充実するので保険、追加カードが必要ならおすすめの法人クレジットカードです。
UC 一般 法人カードの スペック |
UC ゴールド 法人カードの スペック |
|
---|---|---|
国際 ブランド |
VISA or MasterCard |
VISA or MasterCard |
年会費 | 1,250円 (税別) |
10,000円 (税別) |
追加カード 発行 サービス |
なし | 2,000円/ 一枚につき |
利用可能 枠 |
最大300万円 | 最大500万円 |
ETC カード |
99枚まで (年会費無料) |
99枚まで (年会費無料) |
海外・ 国内旅行 傷害保険付帯 |
なし | 最大 5,000万円 まで補償 |
このようにゴールドカードであれば保険も自動付帯しますし、追加カードを発行することも可能。保険が自動付帯するので何かあった時に安心。
さらに空港ラウンジもゴールド会員であれば国内主要空港やハワイ・韓国の空港ラウンジのサービスが利用できます。
UC一般法人カードをおすすめな方はこんな人
いかがだったでしょうか、UC一般法人カードについてかなり詳しくお話ししてきました。
UC一般法人カードは申し込みをしやすく基本的なサービスを抑えた法人クレジットカードと言えます。
まとめるとUC一般法人カードをおすすめしたい方は、
- 個人事業主様や起業したばかりの代表者様
- 営業車など車を多く所有している方
- マネーフローにゆとりを持たせたい方
といった方にUC一般法人カードはおすすめです。興味がある方はぜひお申し込みをしてみると良いでしょう。