ビジネスカード詳細
三井住友ビジネスカードにあるメリットを徹底解説!法人の方は注目

三井住友のクラシック法人カードの審査情報やサービスを紹介

三井住友ビジネスカード クラシック
  • 中小企業の方向けビジネスカード
  • 経理事務・経費を合理化
  • 個人の立替が不要
  • 国内外の出張とETC(複数枚発行可能)などで交通面をサポート
年会費(税抜) 利用
限度額
ブランド 対象
1,250円 150万円 VISA、MASTER 法人

日本の大手クレジットカード会社三井住友カードでは、法人の方に三井住友ビジネスカードを提供しています。

ビジネスサポートサービスや福利厚生代行サービスなど、法人カードならではのサービスが付帯されているのが魅力のひとつ。

三井住友ビジネスカードではビジネスクラシック(一般)、ゴールド、プラチナと3つのランクを用意しています。

本記事では三井住友ビジネスカード(一般)にあるメリットを徹底解説していきます。

法人カードを作成して仕事とプライベートの支払いを分けたい方、経費清算を分かりやすくしたい方は本記事に注目してください。

三井住友ビジネスカードにはどんなメリットがある?

三井住友ビジネスカードには、

  • ワールドプレゼントが貯まりやすい
  • ビジネス向けの様々なサービスを利用できる
  • 旅行保険もショッピング保険も付帯
  • 年会費1,250円の負担で法人プロパーカードを持てる

といったメリットがあります。

それぞれのメリットについて、詳細は次をご覧ください。

ワールドプレゼントが貯まりやすい

経費の支払いに使う法人カードでは、月々の利用代金が大きくなりやすいです。そのため、ポイントの貯まりやすい法人カードのほうがお得感が大きくなります。

三井住友ビジネスカードのポイントサービス、ワールドプレゼントでは1,000円につき1ポイント貯まるのが基本です。

1ポイント=5円相当となるため、ポイント還元率は0.5%となります。ポイント還元率1.0%の法人カードと比較すると半分の水準です。しかし、次のサービスを活用すればポイント還元率がアップしていきます。

ポイント2倍~20倍になるポイントUPモール

三井住友カードでは、ショッピングサイトのポイントUPモールを運営しています。ポイントUPモール経由でネットショッピングし、三井住友ビジネスカードで支払いすれば通常よりポイント2倍~20倍です。

ポイント還元率が最大10.0%までアップするため、いつものネットショッピングはポイントUPモール経由がお得。

ポイント倍率は加盟ショップによって異なります。主な加盟ショップとポイント倍率、ポイント還元率は次の表をご覧ください。

加盟
ショップ名
ポイント倍率 ポイント還元率
amazon.co.jp ポイント
2倍
1.0%
Yahoo!ショッピング ポイント
2倍
1.0%
楽天市場 ポイント
2倍
1.0%
紀伊國屋書店
ウェブストア
ポイント
4倍
2.0%
高島屋
オンラインストア
ポイント
4倍
2.0%
ドミノ・ピザ ポイント
5倍
2.5%
マツモトキヨシ ポイント
5倍
2.5%
成城石井.com ポイント
6倍
3.0%
洋服の青山
オンラインストア
ポイント
9倍
4.5%
トレンドマイクロ・
オンラインショップ
ポイント
20倍
10.0%

三井住友ビジネスカードでは、ワールドプレゼントとショップ独自のポイントとの2重取りも可能です。

事前エントリーで特典が受けられるココイコ!

三井住友カードでは、加盟店送客サービスのココイコ!を提供しています。ココイコ!は事前エントリーすると、加盟ショップで特典(ポイント、キャッシュバック)が受けられるサービスです。

ポイント倍率とキャッシュバック率は加盟ショップによって異なります。主な加盟ショップとポイント倍率、キャッシュバック率は次の表をご覧ください。

加盟
ショップ名
ポイント
倍率
キャッシュバック率
ビックカメラ 2倍 0.5%
びっくり
ドンキー
2倍 0.5%
紀伊國屋書店 2倍 0.5%
タカシマヤ 3倍 1.0%
大丸 3倍 1.0%
東急ハンズ 3倍 1.0%
ユニバーサル・
スタジオ・ジャパン
3倍 1.0%

ポイント、キャッシュバック、どちらか希望の特典を選んでください。景品に交換したい方はポイント、三井住友ビジネスカードの利用代金に充当したい方はキャッシュバックを選ぶと良いでしょう。

年間1,000ポイント以上獲得でボーナスポイントがもらえる

三井住友ビジネスカードで年間1,000ポイント以上獲得すると、100ポイントのボーナスポイントがもらえます。(100ポイント=500円相当)ボーナスポイントが付与されるタイミングは、1,000ポイントに到達した月です。

ビジネス向けの様々なサービスを利用できる

三井住友ビジネスカードには、

  • ビジネスサポートサービス
  • JR東海エクスプレス予約サービス
  • 福利厚生代行サービス
  • ゴルフ国内エントリーサービス
  • visaビジネスオファー
  • 海外キャッシュサービス

といったビジネス向けサービスが付帯されています。それぞれのビジネス向けサービスにあるメリットは次のとおり。

ビジネスサポートサービスのメリット

ビジネスサポートサービスには、

  • アスクルサービスの利用でオフィス用品の入手がスムーズになる
  • 日産レンタカー・タイムズカーレンタルの利用で営業車の購入費用を節約できる
  • アート引越センターの利用で引越し基本料金が30%安くなる

といったメリットがあります。オフィス用品の通販アスクルでは1,000円以上の注文で送料無料です。オフィス用品の購入費用や送料を節約したいときにも便利。

JR東海エクスプレス予約サービスのメリット

JR東海エクスプレス予約サービスには、

  • 東京~博多間の新幹線をネットですぐに予約できる
  • 新幹線の予約変更が何度でも無料でできる
  • プラスEXカードでスムーズに新幹線に乗れる

といったメリットがあります。国内出張時に新幹線をよく利用するという方にお得なサービスです。

福利厚生代行サービスのメリット

福利厚生代行サービスには、

  • 従業員への福利厚生にかかるコストを削減できる
  • 中小企業の方でも手軽に福利厚生を導入できる
  • 従業員のモチベーションアップが期待できる

といったメリットがあります。福利厚生代行サービスの入会金(2万円~100万円)が無料になる特典付きです。さらに月会費の割引も受けられます。

ゴルフ国内エントリーサービスのメリット

ゴルフ国内エントリーサービスには、

  • 約700コースと対応するゴルフ場が多い
  • 国内ゴルフ場の予約が楽になる
  • ゴルフ接待するときに便利

といったメリットがあります。ゴルフ国内エントリーサービスの代行手数料は1人につき500円(税抜)です。

visaビジネスオファーのメリット

三井住友ビジネスカードを国際ブランドvisaで発行すれば、visaビジネスオファーを利用できます。

visaビジネスオファーには、

  • 三洋堂で国内外のおみやげや旅行用品が10%安くなる
  • 東武トップツアーズで自社企画商品が3%安くなる
  • ワシントンホテル・ホテルグレイスリーの宿泊料金が10%安くなる
  • visaビジネスグルメオファーでレストランにて優待特典が受けられる

など多彩なメリットがあります。直接サービスを利用するより、三井住友ビジネスカードを経由したほうがお得です。

海外キャッシュサービスのメリット

三井住友ビジネスカードには、最大30万円のキャッシング利用枠が付いています。キャッシング利用枠の範囲で、海外キャッシュサービスの利用が可能です。

海外キャッシュサービスには、

  • 海外ATMよりスピーディーに現地通貨を引き出しできる
  • カードと暗証番号だけで利用できる
  • 海外幅広いエリアで利用できる
  • 両替する手間と時間の節約ができる

といったメリットがあります。海外出張中に現地通貨を使いすぎてしまったときに便利なサービスです。また、提携金融機関の窓口でも海外キャッシュサービスを利用できます。

旅行保険もショッピング保険も付帯

三井住友ビジネスカードには、次の保険が付帯されています。

  • 海外旅行保険
  • ショッピング保険

それぞれの付帯保険の補償内容は次のとおりです。

最高2,000万円の海外旅行保険

海外旅行保険の補償内容は次の表をご覧ください。

補償項目 補償内容
傷害死亡・後遺障害 最高2,000万円
傷害治療 50万円
疾病治療 50万円
賠償責任 2,000万円
携行品損害 15万円
救援者費用 100万円

海外旅行保険の補償期間は最大3か月です。いったん日本に帰国すれば補償期間がリセットされるため、海外出張の回数が多い方にも便利。海外旅行保険は利用付帯のため、旅行代金を三井住友ビジネスカードで支払いしましょう。

年間100万円のショッピング保険

ショッピング保険の補償内容は次の表のとおりです。

補償項目 補償内容
補償限度額 年間100万円
補償対象 海外ショッピング
自己負担額 3,000円

一般的なクレジットカード付帯のショッピング保険では補償期間が90日。しかし、三井住友ビジネスカード付帯のショッピング保険なら200日と大幅に長いです。

年会費1,250円の負担で法人プロパーカードを持てる

クレジットカードには、プロパーカードというタイプがあります。

プロパーカードは、

  • アメリカン・エキスプレス(アメックス)
  • ダイナースクラブ
  • jcb

といった国際ブランドが直接発行しています。他にも国際ブランドよりライセンスを提供してもらい、自社で発行するタイプもプロパーカードです。

三井住友ビジネスカードはこのタイプのプロパーカードとなります。高い信頼性を持つのが、プロパーカードの最大のメリットです。

三井住友ビジネスカードなら、比較的手ごろな年会費1,250円(税抜)の負担でプロパーカードを持てます。

三井住友ビジネスカードにデメリットはあるの?

どんなに魅力的な法人カードでも、デメリットがあるものです。三井住友ビジネスカードには次のようなデメリットがあります。

  • 限度額が低め
  • ETCカードを利用しないと年会費が発生する
  • 申込書を請求しないといけない
  • 海外旅行保険の傷害治療・疾病治療の補償額が少ない

それぞれのデメリットについて、詳細は次をご覧ください。

限度額が低め

三井住友ビジネスカード(一般)では、限度額最大150万円と低めの設定です。この限度額で月々の経費を支払いできるのか、よく考えてから申し込みしてください。

三井住友ビジネスカード(ゴールド)なら300万円、三井住友ビジネスカード(プラチナ)なら500万円の最大限度額です。最大150万円の限度額だと不安という方は、ゴールドまたはプラチナを選ぶと良いでしょう。

ETCカードを利用しないと年会費が発生する

三井住友ビジネスカードでは、ETCカードの追加が可能です。ETCカードの年会費は初年度無料、次年度以降は年間1回以上のETC利用で無料になります。

しかし、ETCカードの利用が年間でゼロだと500円(税抜)の年会費が発生する点には注意してください。

申込書を請求しないといけない

三井住友ビジネスカードへ申し込みするには、申込書の請求が必要です。申込書の請求はインターネットでできますが、郵送する手間がかかる点には注意してください。申込書請求からカードが手元に届くまでの流れは次のとおり。

  1. インターネットで申込書を請求
  2. あとラク申込書が自宅に届く
  3. 必要事項に記入の上、必要書類を同封して返送
  4. 入会審査の実施
  5. 入会審査通過後にカード発送
  6. 簡易書留でカードが届くため受け取りする

申込書の請求から入会審査、三井住友ビジネスカードが届くまでの目安は3週間です。

海外旅行保険の傷害治療・疾病治療の補償額が少ない

三井住友ビジネスカード付帯の海外旅行保険では、傷害治療・疾病治療の補償額が50万円と少ないです。海外国によっては虫垂炎手術を受けると100万円以上の治療費が発生することがあります。

補償額が足りないと感じる方は、

  • 三井住友ビジネスカード(ゴールド)傷害治療・疾病治療300万円
  • 三井住友ビジネスカード(プラチナ)傷害治療・疾病治療500万円

に申し込みすると良いでしょう。

for owners(一般)との比較

三井住友カードでは、三井住友ビジネスカードfor ownersという法人カードも用意しています。三井住友ビジネスカード(一般)とどこが違うのか、気になる方は次の比較表をご覧ください。

比較
項目
三井住友
ビジネス
カード
(一般)
三井住友
ビジネス
カード
for owners
(一般)
申し込み
対象
法人のみ 20歳以上の
法人代表者/
個人事業主
年会費 1,250円
(税込)
1,250円
(税込)
国際
ブランド
visa/
master
card
visa/
master
card
限度額 最大
150万円
最大
150万円
海外旅行
保険
最高
2,000万円
最高
2,000万円
ショッピング
保険
年間
100万円
年間
100万円
支払い
方法
1回払い 1回払い/
2回払い/
ボーナス
一括払い/
分割払い/
リボ払い
決済口座 法人名義口座 法人口座/
個人名義口座/
個人
事業主名口座
ビジネス
サポート
サービス
海外
キャッシュ
サービス
最大
30万円
(金利
15.0%)
最大
50万円
(金利
18.0%)
福利厚生
代行
サービス
国内
ゴルフエントリー
サービス

比較すると両者には多くの共通点がありますが、いくつかの違いが見られます。特に比較項目の申し込み対象や支払い方法にある違いには注意が必要です。三井住友ビジネスカード(一般)は法人のみとなっています。支払い方法も1回払いのみです。

他にも注意したいのが、ポイントの交換先にある違い。三井住友ビジネスカードfor ownersでは、ポイントをキャッシュバック(カード利用代金に充当)やマイルに交換できます。しかし、三井住友ビジネスカードではできないです。

まとめ

三井住友ビジネスカード(一般)は、中小企業の方にピッタリな法人カードです。年会費1,250円でもビジネスサポートサービスや福利厚生代行サービスなど、様々なビジネス向けサービスを利用できます。付帯ショッピング保険では、補償期間200日と長い点も魅力のひとつ。

ただし、申し込み対象外となる個人事業主の方は三井住友ビジネスカードではなく、三井住友ビジネスカードfor ownersへ申し込みしましょう。